2020年 08月 27日
《アルビレックス新潟》15秒、どこを削るか問題。 |
アルビレックス新潟に鄭大世選手が期限付きで加入、
テセ選手がサポーターを思う気持ちは、
自分にしか出せないものは何か、を考えて、
何人もいる選手の中で田中達也選手だった、というのがサポーターさんにすごく伝えたかったこと。
半年ぶりにサッカーの取材に行ってきました。
最近はDAZNでしか見ていない選手が目の前でボールを触っている。
生身の選手を見ていると「応援しなくちゃ」という思いが湧いてきて、
同時に、サポーターの皆さんの練習見学が再開される日がまたれるなぁと
心底思いました。
さて、今回悩ましかったのは、
放送当日(8/26)は18:30から「FNS歌謡祭」が放送されるため
「NST News タッチ」の放送時間が賞味15分、
そのうち、サッカーに割かれる時間が最大で1分30秒であったこと。
1分30秒を目指して原稿を作ったものの、
できあがったのは1分45秒。
15秒、どこを削るか。カット候補は2つ。
①自分のリポート
②テセ選手がサポーターに言及した部分
この選択肢だけ見れば、削るべきは①
採用すべきは②です。それはもう、絶対に。
ただ、この日のテセ選手を放送したテレビは、県内全5局。
テセ選手がサポーターを思う気持ちは、
すでにクラブのモバイルメディアで発信されており、他局でも紹介される可能性が高い。
自分にしか出せないものは何か、を考えて、
②をカット、①を採用しました。
リポートで伝えたかったのは、
テセ選手がピッチに現れた瞬間の様子と、そこから感じたことです。
事前のイメージでは、若手選手と出てくるんじゃないかな…と思っていたのですが、
実際、テセ選手は、田中達也選手と談笑しながらピッチに向かってきました。
リポートでは、その様子と、身長181センチという数字以上に大きく見えるという所感を伝えました。
何人もいる選手の中で田中達也選手だった、というのがサポーターさんにすごく伝えたかったこと。
そして、そのリポートに合わせて、もう一つ、放送では伝えられなかった言葉(7秒)がありました。
それは「田中選手とピッチに現れたこと」についてを聞いた質問に対するテセ選手の返答です。
「クラブのレジェンドに対するリスペクトを欠かしてはならない」
一流と言われる選手は、サラリとこういうことを体現できるんですね。
アルベルト監督は「彼の視線や話す姿をみただけで、チームに何かを与え得てくれると分かる」と話し、
玉乃GMは「いるだけで勝利に近づく選手」と評しました。
結果、伝えきれない思いはTwitterに。
by michi1223kuma
| 2020-08-27 22:13
| NST News タッチ