2017年 05月 09日
四つ葉のクローバー。 |
四つ葉のクローバー。
今日、久しぶりにアルビレックス新潟の取材に行ってきました。
激動の日曜日に、私は鳥屋野交通公園でゴーカートに乗っていたという(笑)。まぁ、それも大事なことなのですが、この一大事にチームの様子を見られぬまま二日間過ごすのは切ないものがありました。
今日のトレーニング開始前に、先輩記者の方が沢山生えているクローバーの中から四つ葉を一発で発見。先輩としては本当は片渕コーチに渡したいところだったのですが、私が預かりました。残留決まるまでしかとお守りします。
三浦監督の印象は、とにかく人望の厚い人だということでした。そういう方に来てもらったということを忘れてはいけません。
以下、本日の「リアルアルビ」facebookから。
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こんにちは!ピッチサイドの松村道子です。久しぶりの取材で見える景色も変わっていました。
以下、長くなりました。
今日片渕コーチはトレーニング前に大きな声で、
『集中しよう!』
と呼びかけました。また、アップが終わりボールを使う段階になると、
『質にこだわること。楽しんでいきましょう!』
と選手たちに声をかけていました。公開部分では、狭いコートで「キレ」を重視したボール回しを。この「キレ」は、『相手にタイトに、戦う準備をすること(片渕コーチ)』に繋がります。
今シーズン、割と早い段階から、
「キャンプから取り組んできたことはブロックを組んだ守備だ」
という声と、
「前から行ったほうが勢いが出る」
という声の二つが存在していました。そして、結局、そのズレが失点の原因となりました。
片渕コーチはチームをどう方向付けるのか、聞きました。片渕コーチは、
『一定の基準・・・このラインから行こう、作ろう、というベースは作るが、状況の中でベクトルを合わせること。ひとりひとりが感じて、コミュニケーションとして伝える。声が届かずとも、お互いを気にして顔を見る。聞こえなくても顔を見て言葉があれば解決できる。』
と話し、「基準」はあるが、その先は意思でありコミュニケーションなんだと強調。一方で、
『コミュニケーションだけでもダメ、基準はある。』
とも話しました。
何かに一辺倒になるのではなく、様々ある状況を判断するということ。それは、規律に忠実なだけでもダメで、冒頭で片渕コーチが選手に語りかけた「楽しむ」ことが物凄く大切になると思います。
勝ってもらわなくては困る、という現実がありますが、それ以前に見たいものがあります。それは、選手が走り、声を出し、寄せて、奪って、前を向く姿。サッカーを楽しんだその先にゴールがあると思います。
あすのルヴァン・カップ セレッソ大阪戦は、結果を得て空気を変えること、そして、しっかりプレイする姿を確認したいです。
by michi1223kuma
| 2017-05-09 16:06
| 2017アルビレックス新潟