2016年 11月 13日
CINEMA UP 59 ~テーマ:プロレス『レスラー』『ナチョリブレ 覆面の神様』 |
FM PORTにて、毎週日曜午後7時~放送中の『中越グループPAN UP』内、「CINEMA UP」で紹介した映画についてのアレコレ。
『レスラー』(2008)
私自身が、主演のミッキーロークが二枚目俳優として活躍していたころや、ボクサーとして活動していたころを肌に感じていないため、
ミッキーロークが、この映画でランディという男性を演じることの意味、みたいな所までは、始めは深くは感じられなかったのですが、
ランディが命をかけてリングを目指す、その姿には、やはりシビレるものがありました。
色々なスポーツで「命懸け」「死にものぐるいで」という表現が使われることがありますが、そうそう死にはしない。でも、ランディは本当に命をかける。このギリギリのところが、格闘技の魅力なんだよな、というのは改めて感じました。
スポットライトを浴びるような仕事をしている人には、人生が特別に輝く時代というのがあって、その後、なかなか人生が上手く行かずに、惨めな想いとか、絶望を感じたりとか、そういうストーリーというのは多々ありますが、
ランディが、そういう哀しみもすべて引き受けて、最後の舞台を自分で選ぶ姿は本当にかっこいいし、やっぱり、ミッキーロークだから、この味が出せるんだろうな、と思います。
ドキュメンタリー風の演出も、そう思わせるのに一役買っていました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『ナチョリブレ 覆面の神様』(2006)
主役のイグナシオを演じるジャック・ブラックの作品は、これまで、『SCHOOL OF LOCK!!』をご紹介しました。子どもたちにロックを叩き込む先生の役、とても面白かったです。その他、ご紹介したところでは、『キングコング』も主要な役どころでしたが、
今回の『ナチョリブレ』が、一番衣装がピタッと身体にフィットしていて、彼の体型からも、愛らしさ満点の作品でした。
プロレスをしてはならない環境に身を置いているけれど、プロレスへの情熱は一時も失わず、美女への恋心にも嘘はつけず、修道院にいる子供たちには美味しいものを食べさせてあげたい。・・・本当に応援したくなるキャラクター。
プロレスのシーンも、メキシコの大衆エンターテインメントという現場の雰囲気が伝わってきて、とてもワクワクしました。
覆面というのも独特の魅力があるし、
赤と水色の配色も印象に残っています。
あちらこちらに笑いの仕掛けがあって、寒い日、お家の中で家族で見るのにピッタリな作品です。
『レスラー』(2008)
私自身が、主演のミッキーロークが二枚目俳優として活躍していたころや、ボクサーとして活動していたころを肌に感じていないため、
ミッキーロークが、この映画でランディという男性を演じることの意味、みたいな所までは、始めは深くは感じられなかったのですが、
ランディが命をかけてリングを目指す、その姿には、やはりシビレるものがありました。
色々なスポーツで「命懸け」「死にものぐるいで」という表現が使われることがありますが、そうそう死にはしない。でも、ランディは本当に命をかける。このギリギリのところが、格闘技の魅力なんだよな、というのは改めて感じました。
スポットライトを浴びるような仕事をしている人には、人生が特別に輝く時代というのがあって、その後、なかなか人生が上手く行かずに、惨めな想いとか、絶望を感じたりとか、そういうストーリーというのは多々ありますが、
ランディが、そういう哀しみもすべて引き受けて、最後の舞台を自分で選ぶ姿は本当にかっこいいし、やっぱり、ミッキーロークだから、この味が出せるんだろうな、と思います。
ドキュメンタリー風の演出も、そう思わせるのに一役買っていました。
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『ナチョリブレ 覆面の神様』(2006)
主役のイグナシオを演じるジャック・ブラックの作品は、これまで、『SCHOOL OF LOCK!!』をご紹介しました。子どもたちにロックを叩き込む先生の役、とても面白かったです。その他、ご紹介したところでは、『キングコング』も主要な役どころでしたが、
今回の『ナチョリブレ』が、一番衣装がピタッと身体にフィットしていて、彼の体型からも、愛らしさ満点の作品でした。
プロレスをしてはならない環境に身を置いているけれど、プロレスへの情熱は一時も失わず、美女への恋心にも嘘はつけず、修道院にいる子供たちには美味しいものを食べさせてあげたい。・・・本当に応援したくなるキャラクター。
プロレスのシーンも、メキシコの大衆エンターテインメントという現場の雰囲気が伝わってきて、とてもワクワクしました。
覆面というのも独特の魅力があるし、
赤と水色の配色も印象に残っています。
あちらこちらに笑いの仕掛けがあって、寒い日、お家の中で家族で見るのにピッタリな作品です。
by michi1223kuma
| 2016-11-13 20:05
| 映画