2016年 10月 23日
CINEMA UP 56~テーマ:お金『ウルフ・オブ・ウォールストリート』『ミリオンズ』 |
FM PORTにて、毎週日曜午後7時~放送中の『中越グループPAN UP』内、「CINEMA UP」で紹介した映画についてのアレコレ。
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013)
3時間ある作品なのですが、この3時間が驚きのエピソードの応酬。常軌を逸するハイテンションな出来事が続いていきます。
もともと、主人公のジョーダンは、仕事に夢を描く割と純朴な青年。そんな彼が年収50億円を稼いで、NYのウォール街で“ウルフ”と言われるまでになる。
そういうサクセス・ストーリーが主眼なのかなと思いきや、
そのことよりも、この作品の力は、先程お話した、常軌を逸するハイテンションにあるように思いました。
そのハイテンションの背景には、この作品の一つのカギにもなる「ドラッグ」があるんですけど、
仕事中もプライベートも、常にハイであることを求めるという常識では考えられない世界の中で、主人公のジョーダンや、その仲間達の人間味がしっかり伝わってきて、彼らのことを凄く好きになっていく自分がいました。
ディカプリオの熱演は物凄いエネルギーを発しています。
異様なんだけど、とても中毒性のある一本。
R18指定です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『ミリオンズ』(2005)
兄のアンソニーは、お金は使うもの、増やすもの、という発想。
弟のダミアンは、お金は貧しい人にあげたい、という発想。
お金をめぐって全く違った価値観を持つ2人の様子は、問いかけるものが多いと思います。
弟のダミアンは、とても信心深く、お金は神様からのプレゼントと思っているし、
聖人の姿が幻で見えたりして、空想の力を持っています。
日本人にはあまり無い感覚を持っているダミアンは、とても興味深いキャラクターだし、
幻が見えたりするシーンの演出はポップでもあって、面白い映像でした。
全体を通して、「珍しいものをみたな」という感想ですが、お金についてもしっかり考えられる作品です。
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013)
3時間ある作品なのですが、この3時間が驚きのエピソードの応酬。常軌を逸するハイテンションな出来事が続いていきます。
もともと、主人公のジョーダンは、仕事に夢を描く割と純朴な青年。そんな彼が年収50億円を稼いで、NYのウォール街で“ウルフ”と言われるまでになる。
そういうサクセス・ストーリーが主眼なのかなと思いきや、
そのことよりも、この作品の力は、先程お話した、常軌を逸するハイテンションにあるように思いました。
そのハイテンションの背景には、この作品の一つのカギにもなる「ドラッグ」があるんですけど、
仕事中もプライベートも、常にハイであることを求めるという常識では考えられない世界の中で、主人公のジョーダンや、その仲間達の人間味がしっかり伝わってきて、彼らのことを凄く好きになっていく自分がいました。
ディカプリオの熱演は物凄いエネルギーを発しています。
異様なんだけど、とても中毒性のある一本。
R18指定です。
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『ミリオンズ』(2005)
兄のアンソニーは、お金は使うもの、増やすもの、という発想。
弟のダミアンは、お金は貧しい人にあげたい、という発想。
お金をめぐって全く違った価値観を持つ2人の様子は、問いかけるものが多いと思います。
弟のダミアンは、とても信心深く、お金は神様からのプレゼントと思っているし、
聖人の姿が幻で見えたりして、空想の力を持っています。
日本人にはあまり無い感覚を持っているダミアンは、とても興味深いキャラクターだし、
幻が見えたりするシーンの演出はポップでもあって、面白い映像でした。
全体を通して、「珍しいものをみたな」という感想ですが、お金についてもしっかり考えられる作品です。
by michi1223kuma
| 2016-10-23 20:00
| 映画